榛名神社～群馬県沼田市

榛名神社は、群馬県沼田市のパワースポット

用明天皇元年（586年）の造営で、榛名山の神を祀ってきた神社です。
現在の主祭神は火産霊神と埴山姫神で、火の神、土の神として知られます。

神社の入り口から本殿まではの約700mの参道横には清流が流れ、老杉の並木や巨岩奇岩などを見ながら進む間に心が浄化されていきます。

参道途中に水琴窟があり、水をかけると涼やかな音が楽しめます。本殿で何も書かれていない「ご神水開運みくじ」を引いて帰りにここで水をかけると文字が浮き出てきます。十二支の廻運燈籠に、自分の干支の納め口からみくじを入れて燈籠を廻すと運が廻ってくると言われています。

ご神木「矢立杉」も大きなパワーを持っています。樹齢は千年以上、樹高30m、幹囲9.8mあり、永禄6年（1563年）に武田信玄が箕輪城攻略の際に、榛名神社に祈願して出陣しお礼参りのときに、この杉の下に弓矢を置いたことから「信玄の矢立杉」と呼ばれるようになりました。

さらに進むと、榛名神社の象徴とも言える、奇岩が横にそびえる「双龍門」が見えてきます。安政2年（1855年）に建てられた総欅造りの四脚門で、4枚の扉には龍の彫刻が施されています。

そして、本殿は「御姿岩」と呼ばれる巨岩の窪みに抱かれ、岩から龍穴のパワーを受け取っていると言われます。
柱に龍神が巻きついており、願いごとを唱えながら柱の周りを回る姿も時折見受けられます。